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返信先: 大澤寛のタンゴ訳詞集

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匿名
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「Entre copa y copa」(酔いの合間に)
Letra : Héctor Marcó (1906-87)          
Música : Ángel D’Agostino (1900-91) + Alfredo Attadía (1914-82)

俺は根っから踊り好き
年季は*ホポの時代から
派手な踵の靴を履き
通りすがりの女には
甘いお世辞を投げかける

俺は根っから踊り好き
ナイフのように魅力的
サロンに足を踏み入れるとき
輝いて見える仲間の中で     

好きなミロンガの音(ね)に任せ
俺はこうして日を暮らす
酔いの合間に踊りつつ

女よお前の黒い肌
お前の唇(くち)の火のような
お前と心を通わすと
俺のこの身は焦がされる

*jopo:1900年代初期の男性のヘア・スタイルのひとつ。前髪を垂らす。

邦訳:大澤 寛