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返信先: 大澤寛のタンゴ訳詞集

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匿名
無効

「Siempre es carnaval」
Letra : Emilio Fresedo (1893-1974)
Música : Osvaldo Fresedo (1897-1984)

何と多くの人々が 仮面をかぶって生きていることか
仮面を付けていたことを忘れて
何と多くの人々が 笑うことなしにいることか
この世は 我々を消滅させる
長編映画の一こまなのだ
結局 どれだけの嘘がつかれるのだ
確かなものは何も無い
賭け事のひとつなのだから
“奥様はお具合が悪いので” やら
“少し前にお出かけになりました”
そして主人は死んだことになる
勘定を取りに来た時は

そしてカーニバルは続くのだ
紙テープは散って行く
太いのも 細いのも
我々をよろめかせて
そしてお前の仮装から
仮面が無くなると
お前の無邪気な子供の顔には
年がら年中カーニバル

そして万歳! カーニバル!
お前にはいつも光りが輝き
お前は永遠の可愛い仮面
人を騙して喜んでいる
そしてお前の仮装から
仮面が無くなると
お前の無邪気な子供の顔には
年がら年中カーニバル

お前には 何と運が付いていたことか
お前の揺り籠は金で出来ていた
幾らかかる? 知ったことか!
男と女は お前の愛で
天に昇る
お前のせいで 他にももっと沢山のことが起きる
お前が家柄を語るとき
過ぎた大昔のことなのだが
お前は王様のようだったのだ
俺に教えて欲しいのだが
これは暫く措くとして
お前が勘定払ったとしても
お前は俺に幾ら借りてる?

邦訳:大澤 寛