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返信先: 大澤寛のタンゴ訳詞集

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匿名
無効

「Parece mentira」 (嘘みたいだな)
Letra : Homero Manzi (1907-51)
Música : Francisco Canaro (1888-1964)

いつもの通りの男だよ 俺は決して変わっていない
着ているものも昔のもので 俺の生き方も同じことだ
だから 急には信じられないのだよ
同じお前じゃないことが 昔のお前じゃないことが

嘘みたいだな 何もかもが一撃で壊れるなんて
嘘みたいだな 一番綺麗な夢だったものが俺たちの誓いを壊すなんて
お前を見ていると 理由(わけ)は判らんが 俺には信じられない
お前が 一度は愛した同じ女(ひと)だとは

お前の瞳は 金の星
魔法で誘うアザミの色
夜が来ると俺の心で
燃え上がるアザミの色
俺を苦しめる百の罪
俺を苦しめる百の罰
お前の愛を求めて失われた俺の人生を
縛り付ける 恐ろしい百の罰なのだ

お前の町は変わらない 町角も変わらない
訪れる夜は 昔と同じ夜だ
あの狭い通りの隅に浮かぶ月も
昔二人で見た月だ

何もかも昔に似て 何も変わらず 何もかも同じだとしたら
嘘みたいだな お前の生き方だけが変われるとは 
お前を見ていると 理由(わけ)は判らんが 俺には信じられない
お前が 一度は愛した同じ女(ひと)だとは

邦訳:大澤 寛

同名異曲が3つある。