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匿名
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「Destellos」(きらめき)
Letra : Juan Andrés Caruso (1890-1931)   Música : Francisco Canaro (1888-1964)
俺を死ぬほど苦しめて 
何処へも行かぬ悲しみを
閉じ込めたいと願いつつ
俺は震える手を上げて
黄金色したシャンパンの
この杯(さかずき)にひとを招(よ)ぶ
俺の目をいつも涙で曇らせる
失くした愛の煌き(きらめき)を 
呑めば忘れることもあろ
昔の俺は幾たびか
あの娘(こ)の赤い唇の
泉を汲んだこともある
愛の夜には幾たびか
あの娘の物憂い目の光
求めて酔ったこともある

けれども 友よ 聞いてくれ
俺はあの娘に捨てられて
そして今この杯の
薄いガラスに浮かべては
おれに幾たび唇付けた
あの娘の唇(くち)を見る思い
俺の心になお残る
生涯消えることのない
あの日の愛の煌きよ
俺の身を焦がすあの光
消そうとすればするほどに
消せない愛のあの光

今夜の俺が酔うならば
それは己(じぶん)を騙すため
だからこそ 友よ 君らを誘うのだ
呑もうよ 俺はシャンパンで
ぼんやりと気を紛らせたい                    (邦訳:大澤 寛)
otras veces : 以前は・昔は
aturdir : vt : ぼうっとさせる・くらくらさせる / 驚かせる・当惑させる
aturdirse=2.気を紛らわせる=Se aturde con la bebida las cosas desagradables.