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匿名
無効

「Cobardía」 (弱気な男)1933
Letra : Luis César Amadori (1902-77)
Música : Charlo (1906-90)

こんな 耐えがたく続く悩みに
見会うほどの悪いことを 俺はしただろうか
お前に口付けをしないと 俺は息が出来ない
口付けをする時は お前の息を止めたいと思う
これほど悩んで 俺は誇りを失くした
だから お前に騙されてることが判っても構わない
判らないか? 俺はお前が必要なんだ 会いたい
いつものように言ってくれ 俺が好きだと言ってくれ

判ってるぜ 嘘だ
お前が言ってることは全部(みんな)嘘だ
お前の人生では 
俺は後悔の種に過ぎないのだから
判ってる 辛いことが
俺を殺さないために嘘をつくのが
判っている だけどそれでも
その嘘が無ければ 俺は生きて行けない

昨夜のことだが ようやく判ったぜ
お前がこの家の扉(ドアー)さえ見下しているのが
俺はこの目で見た あいつがお前に口付けするのを
聞いたぜ 二人がふざけ合って笑ってるのを
だけどそれでも 判るだろう 俺が卑屈になって
お前に聞くのが “今でも俺が好きか” と
そして俺は 目を閉じて聞くんだ お前が誓うのを
決して嘘はつかなかったと 俺を忘れないと

邦訳:大澤 寛