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匿名
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「Carnaval de mi barrio」 (我が町のカーニバル)
Letra y música : Luis Rubistein (1908-54)

私の町はお祭りで 笑いが一杯
心には 不思議な優しさが満ちて来て
時間が早く過ぎ去るみたい そこから歌が生まれるようだ
子供たちの楽隊が タンゴに挑んでいるのだが
調子外れで 耳が壊(つぶ)れる 
雀たちは 神様がくれた喜びに 
水溜りで泥をはねている 

私の町のカーニバル
そこには 恋が一杯で
悲しみなどは消してしまう
鈴を転がす笑い声
私の町のカーニバル
そこには太陽の一かけら
月と 街灯の歌の名残り

アパッチの扮装でやって来た女
町中は どこの家でも噂で持ち切り
その女の ド派手な衣装と黒い眼と
隠しきれない育ちの悪さの
イタリア移民の八百屋がひとり
仕事に飽きて 道端でパイプを燻らす
苦い笑いに縺れて浮かぶ 故郷への想い
遠い昔のあのイタリアの 生まれた町のカーニバル

邦訳:大澤 寛
Murga : 流しの音楽隊
Machucar : 1.押しつぶす・へこます  2.傷を付ける・はさんで怪我をする
        (ル)強く握手をする
Destemplado : 声が甲高い・調子外れの(楽器にも)
Descarado : 厚かましい・恥知らずの・厚顔な
Cachimbo : cachimba = パイプ fumar en cachimba パイプを吸う・燻らす
Yugar: = trabajar