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匿名
無効

「Arrepentido」 (1936) (後悔してるわね)
Letra y música : Rodolfo Sciammarella (1902-73)

或る日あなたは 私の傍を離れて行った
別れの 慰めの言葉も残さないで
あなたの愛を失くして 私は 信じることも 
心も 生きることの全てを失くしたわ

あなたは 他の女の後を追って行ったのね
その人に愛されて幸せだったでしょう
私の心を 悲しみの淵に沈めて
私は意地を張って 決してあなたを探さなかった

私を包んだ孤独は 恐ろしい 死ぬほどひどいものだった
あなたの愛を忘れようとしたけど 出来なかった
理性(あたま)では 容赦なくあなたを責めながら
心は 哀れな心は 悪いあなたを許していたわ
そして信じていたの 私の美しい愛を求めて
あなたが再た戻って来るって

今ではあなたは 生きる苦しみを隠しながら
独りで 打ちひしがれているわね
恥ずかしくて 後悔して泣くでしょう
私を苦しめたことで 良心が咎めてるんだわ
私の愛の想い出に責めたてられて
戻って来るには勇気が要るでしょう 判ってるわ
待ってるわよ 両手を拡げて
来てよ 昔と同じに 昔よりもっと
あなたを愛してるから

邦訳:大澤 寛

Libertad Lamarque の要請で R.Schiamarella が作ったオリジナルの歌詞はここで使ったテキストの通り、女唄だった。
Alberto Morán はPugliese 楽団在籍10年目にこの曲を知って歌いたがったが果たせず、後にAlmando.Cupo と組んでレコード録音する際、Schiamarella の許可を得て男唄にしたものという。(以上はRadiotango Rosario の放送から)
後にPugliese 楽団でJorge Macielも歌っている。