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匿名
無効

「Altar sin luz」 (灯の無い祭壇)(年代不詳)
Letra : Iván Diez (1897-1960)
Música : Guillermo Vilar (1919-)

木の葉が黄ばんで来たら
私はあなたに 夢の日射しで 城をひとつ作ろう
それはあの日の午後 あなたに約束したこと
あなたの夢に 星を与えながら
小道に 秋の色が深まり
私は好きなあの公園に 心地よく辿り着いた
浮き立つ心で口笛を吹きながら 幾晩も待った
あなたに会うことも 声を聞くこともなしに

あの意地悪な 運命を決める夜が
私の不運を嘲りながら
私を あの公園から遠ざけた
影が 嘆きの声をあげて
私に あなたの冷たい仕打ちに
気付かせてくれた

私はあなたの名を呼んだ
あなたのいないことを嘆いて泣いた
純粋な愛を無邪気に信じていた
“青春の夢をあなたはどうしてしまったのか?”
私の祭壇には もう灯(あかり)はなくて
あなたの別れの言葉を眠らせるばかり

木の葉は全て黄色に染まったけど
あなたは来なかった どうしてなのか
私の歌の全てを
あの公園で あなたに差し出した
私の心の鍵を

邦訳:大澤 寛