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「Vieja cumparsita」(懐かしいクンパルシータ)
Letra : Ivo Peray (1893-1959)
Música : Francisco Canaro (1888-1964)
河は流れる 歌いつつ
遠くから風が運ぶのは
香りと 夜と 静けさだ
とても甘いタンゴが聞こえ
俺はあの愛を思い出す
真実だった あの愛を
そうだなあ
懐かしいクンパルシータよ
そうだなあ
お前の歌が聞こえても
あの娘(こ)は決して戻らない
あの娘(こ)の明るく澄んだ目も
やがて涙で曇るだろう
俺の目と同じように
そうだなあ
懐かしいクンパルシータよ
お前なら
あの娘(こ)の許(ところ)へ出かけて行って
俺があの娘(こ)を忘れていないと
告げてくれるだろう
そうだなあ
俺の懐かしいタンゴよ
邦訳:大澤 寛
Ivo Peray と Francisco Canaro というbinomio(コンビ)。こうした罪の無い(?)軽い曲をどれだけ作ったことだろう。