ライブレポート「日本タンゴ・アカデミー創立20周年記念セミナーと演奏によるタンゴの夕べ」

 2018年5月9日(水)東京の中央魚市場移転で有名になった豊洲でNTA創立20周年記念の催しが行われた。会場は地下鉄東京メトロとゆりかもめの豊洲駅に直結した豊洲ブンカセンター内のレクホールで「セミナーと演奏によるタンゴの夕べ」と題して開催され、セミナーとライブの二本立てで行われた。

第1部はNTA齋藤冨士郎副会長の「これがタンゴか?からコレぞタンゴだ!まで」と題するセミナーで、エドゥアルド・ロビーラの“Contrapunteando”から12曲が録音年代とその時代背景等を含めて解説され、12曲の後にはライブなら「オートラ!」に当たる13番目の“La cumparsita”が日本ライブ録音のフランシスコ・カナロの演奏で紹介され、第1部の締めとなった。

第2部はバンドネオン奏者の仁詩が主宰する四重奏で、バイオリンは吉田篤、ピアノは青木菜穂子、コントラバスは田辺和弘という豪華メンバーで15曲が演奏され、オートラ!は当然のことながら“La cumparsita”で閉幕となった。仁詩とこのメンバーでの四重奏は今回が初めての試みで、普段とは異なるメンバー構成の上、編曲もかなり凝った曲想が展開されたためリハーサルは3時間を来れる長丁場であった。

今回使用されたレクホールは可なりのスペースで、90人前後の入場者には広すぎたこともあり、本来はミロンガではなかったものの空きスペールを利用して踊っていたカップルも数組見かけられた。

 

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