ライブレポート「強風の中お台場でスエニョス楽団生演奏」

強風の中、「第1回 ラテンンアメリカへの道フェスティバル」にてスエニョス楽団生演奏

文:町田静子

5月3日~5日まで「出会いはお台場」のコンセプトでお台場の港区ウエストプロムナードで開催された「第1回 ラテンアメリカへの道フェスティバル」の初日3日にスエニョス楽団がフェスティバル唯一のタンゴ楽団として招聘され、2回生演奏を披露した。

主催は、日本ラテンアメリカ文化交流協会、協賛は東京臨海副都心まちづくり協議会、後援に外務省、アルゼンチン・エクアドル・ボリビア・パラグアアイの各大使館等が名を連ねるゴールデンウィークの一大イベントで、野外ステージでラテンアメリカ諸国の民族音楽と踊りが紹介され、20テントで飲食や民芸品が軒を並べたくさんの方が集まった。

野外ステージが設置された場所は、レインボーブリッジと海に浮かぶように立つ自由の女神が見渡せる景観抜群なロケーション。前日からの大雨がやみ、晴れ間がみえたもののすごい強風で、セッティングで楽譜が飛ばされるアクシデントもあり、1回目は日本橋ソルの先生方、2回目はスタッフの女性が協力して楽譜を必死に抑え、悪環境の中、無事演奏を果たした。

ライブ曲は、1・2回とも6曲づつ、中間にユリ・アスセナさんの歌2曲を挟む構成であった。風の音がビュービュー唸っていたが、それ以上にスエニョス楽団の特徴である古典に精通した哀愁漂う演奏は、タンゴコラソンが切々と客席で聴き入る方に響き渡る素晴らしい演奏であった。 メンバーは、主宰者・黒木皆夫(Bn)村井正宏(Vn)中村由香(Pf)山口勝則(Cb)の4人。

歌手で参加のユリ・アスセナさんのトークと歌声も、強風を吹き飛ばす華やかさと共に情感溢れて聴く人に感動をもたらしてくれた。

2回目ライブは午後5時30分に開始。レインボーブレッジ側の空は夕焼けで真っ赤に染まり、ユリ・アスセナさんが「Loca」を歌う頃にはレインボーブリッジに徐々に夕陽が沈み、海が赤く燃えていた。ユリさんは「Loca」の歌詞と重なる光景に感慨深いものがあったと語っている。

🔶1回目のライブ曲

1. Felicia  2. Sentimiento gaucho  3. Hasta siempre amor  (歌ユリ・アスセナ)

4. Poema (歌ユリ・アスセナ)  5. Lágrimas y sonrisas  6. Tanguera

🔶2回目のライブ曲

  1. Organito de la tarde 2. Café”Domínguez” 3. Fumando espero  (歌ユリ・アスセナ)

4.  Loca(歌ユリ・アスセナ) 5. A la gran muñeca   6.La cumparsita

 

日本タンゴアカデミー、SUIYOKAIレココン、TANGOスエニョスからも応援に30名ほどが参加し、スエニョス楽団の演奏で、何組かは石畳みで踊って花を添えた。

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