よみうりカルチャーでタンゴ講師3名による名曲コンサート

よみうりカルチャーでタンゴ講師3名による名曲コンサート

 

2019年2月10日荻窪の「よみうりカルチャー」で「アルゼンチンタンゴ・名曲コンサート」が催された。出演者はバンドネオンの池田達則、バイオリンの專光秀紀、ピアノの丸野綾子で、3人ともこのカルチャーの講師を務めている関係で、一種の公開講座としてトリオによるタンゴのライブが開催されたのであった。

来場者は概ね「よみうりカルチャー」の講座を受講している人達のようで、演奏曲目も“エル・チョクロ”や“リベルタンゴ”など、誰でも知っているようなポピュラーなものが選曲されていた。それにコンチネンタルの“ジェラシー”や“碧空”などが演奏されたのも一般受けを意識したもののようであった。

会場はカルチャーの教室をそのまま使用していたので、ステージがある訳ではなく来場者用のいすが40席程並べられてるだけの簡単なものであったが、開演時には既に満席で、冒頭にMCを務めた池田達則は「精々10人くらいかと思っておりましたが、この様に満席となり感激しております」と感慨深げに挨拶したのが印象的であった。

演奏者の3人は夫々、“池田先生”、“專光先生”、“丸野先生”といずれも“先生”として紹介された辺りは流石にカルチャーの先生で、多分「お弟子さん」も何人か聴きにきていたのであろう。カルチャーとしては「是非この機会に受講を」と呼び掛けていたが、バイオリンとピアノはともかくバンドネオンは楽器そのものが殆どない現状で、レンタルで対処しているようであった。因みにレンタル代は@500と書いてあった。10回のレッスンで税込み5400円だそうである。

バンドネオンのレンタル料は今の日本では致し方ない処かと思えるが、少々気になったのは、教材費として「音楽著作権使用料」129円とか216円とか書いてあったことである。以前は楽器の演奏を習う時にこうした使用料が課されるような話は聞いたことがなかったが、恐らく現在は教材として使用する楽曲に対しJASRACが何かチャージしているような気がした。

処で、この「よみうりカルチャー」というのは読売・日本テレビ文化センターが主宰している教室で、多岐に亘る講座を設定しているが、タンゴの演奏をこうした形で、平素タンゴに関わり合いのない人達にも周知しているのは大変有難いことである。受講者の中から一人でも二人でもタンゴ演奏家が生まれ育って行けば猶更と感じた一日であった。

Leave a Reply

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください